田口壮、引退へ。強肩病と絶賛していた同期のイチローもコメント
プロ野球のオリックスや、米大リーグのカージナルスなどで活躍した、田口壮外野手(43)が記者会見を開き現役引退を発表しました。
田口選手は昨年オフに自由契約となってからは、痛めていた右肩の手術を行い現役復帰に向けてトレーニングを続けていましたが、選手契約の期限となる7月31日になっても獲得を希望する球団は現れず、自身のブログで引退の意向を明かしていました。
会見では『7月31日の時点で、どこの球団にも所属していなければやめるのが流れと考えていた。回復力がなくなっていることも感じ、この辺が潮時かなと思った。今後はいろいろなレベルの野球に携わって行きたい』と話しています。
この引退表明に関して、オリックスで同期入団のヤンキース・イチロー選手(38)もコメントしています。
同期ということで一緒に過ごす時間が長かったようで、
『グラウンドでも同期でお互い意識してやっていた。ライトとして最もやりやすいセンターだった。僕の能力をよく分かっている。僕も田口さんの能力をよく分かっていた。このバッターの打球ならこう動くとかが決まっていた。事前にいろいろ言わなくてもアイコンタクトだけでいろんな情報が入ってくる。そういうセンターでしたね』
と話し、「寂しいですね」と残念そうに話す姿が印象的でした。
田口選手は91年のドラフトで関西学院大学からオリックスにドラフト1位で入団。
元々は遊撃手でしたが、94年からは外野手に転向。
俊足・強肩を生かしてイチローと共にオリックスの外野の守備を固めた。
肩の強さはイチローから『強肩病』と言われるほどで、『足の速さは田口さんにはかなわない』とあのイチローに言わしめるほどの俊足の持ち主でした。
田口選手本人も『足の速さだけはイチローに勝てる』と言っていたので足にはかなりの自信があったのでしょう。
今後は大手芸能事務所のホリプロに所属することが決まっており、野球解説などを行っていく予定だといいます。
指導者になるかどうかに関しては、『そればかりはタイミング』と話すに留まりましたが、選手会長を務めるなど人格者としても知られ、オリックス時代にはパ・リーグ連覇を達成したり、日本代表としてオリンピックにも出場し、大リーグに行ってからもワールドシリーズを制覇したりと経験の豊富さは半端じゃないので是非とも将来は指導者として帰ってきてもらいたい人材ですね!
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