佐藤伸一シェフ。ミシュランの二つ星を日本人で始めて獲った男
公開日:
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最終更新日:2013/04/27
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ミシュランガイドの本場フランスで
日本人で初めて星二つを獲得した佐藤伸一シェフ。
星二つ獲得までの道は苦難と挫折の連続だった。
●夢と希望を求めてフランスへ
専門学校を卒業してホテルの洋食に配属され4年間働いた佐藤さん。
自分のやりたい事を求めてフランス料理店へ。
そこで知り合ったシェフの誘いでフランスへ。2000年11月の事。
紹介されたお店は佐藤さんのイメージしたフランス料理は学べず4ヶ月程で
辞めてしまったそうなのです。
●衝撃の出会い。
店を辞めてフラフラしつつフランスに滞在を始めて一年くらい経った頃
アストランスと言うお店にたまたま入る。
そこの料理に衝撃を受けた。そのお店は当時ミシュランで1つ星だったのだそうだが佐藤さんは
そこのシェフに頼み込んで雇ってもらったそうです。
そこで働いた2年間が佐藤伸一さんの将来を明確なものとしたようです。
アトランスを辞めたあと
ワイン醸造の実際を学び、さらにスペインへ渡って料理の修業。
その中でやはり料理をやるならフランス料理だと言う事を確信する。
フランスで出店する事を決めたのは良いが
良い物件の契約がなかなか見つからず挫折、振り出しに戻る。
フランスで出張料理をして欲しいと支援をしてくれる人たちが
沢山いた。そうして生計をなんとか立てながら再起を図る。
苦難の連続だった。
その苦労が実り開花したのが2009年4月。
自分の店をようやく持てた。その店の名はパッサージュ53。
そこからが早かった。
開店一年半後にミシュラン、星二つを獲得したのだ。
フランスでの二つ星獲得は日本人では初めての快挙だった。
●佐藤伸一シェフの現在と未来。
佐藤シェフは自分の店がまだ星二つ貰えるレベルまで至っていないと
あるインタビューで語っていました。
まだまだ自分の店に満足していないのでしょう。
その姿勢は佐藤伸一シェフの未来を更に輝かせるものだと確信しています。
佐藤伸一
北海道帯広出身
2009年4月自身の店「パッサージュ53」をフランスにてオープン。
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