J1制覇のサンフレッチェ広島から森脇・高萩など主力移籍か

２４日にJ1初優勝を決めたサンフレッチェ広島ですが、連覇に向けて早くも黄信号です。

ここ数年主力として活躍してきた選手達が揃って契約満了を迎え、一気に流出してしまえば大幅な戦力ダウンは免れない状況です。

主力選手で契約満了となり移籍が噂されているのは、DF森脇良太、MF高萩洋次郎、GK西川周作といったところ。

いずれもここ数年はサンフレッチェを攻守で支えてきた選手達ですね。

西川や森脇は日本代表にも選ばれるほどの選手ですし、高萩もA代表経験こそないですがユース年代では常に代表に呼ばれていた選手でした。

そんな選手達を虎視眈々と狙っているのは、あの赤い悪魔でした。

そうです。

現在クラブの再建に全力を注ぐ浦和レッズです！

浦和の現在の監督は昨年まで６年間サンフレッチェで指揮を執っていた、通称「ミシャ」ことミハイロ・ペトロヴィッチ監督。

その６年で自身が育て上げた「チルドレン」達を再び手元に呼び戻そうとしているのです。

森脇に関してはペトロヴィッチ監督になる以前から浦和への移籍が噂されていましたが、今回は既に正式オファーも出しているという話もありかなり現実的です。

今季は元サンフレッチェでドイツ・ブンデスリーガのケルンに移籍していた槙野智章を期限付き移籍で獲得するなど、ペトロヴィッチはチルドレン達には今でも絶大な信頼を置いていることがわかります。

ここ数年低迷してい浦和は、ペトロヴィッチ監督を招聘して今季は現在５位と健闘しています。

最終節の結果次第では３位まで上がる可能性も残されており、オフに補強をして来季は一気に優勝を狙いたい考えもあるでしょう。

そこで白羽の矢が立ったのがこの「チルドレン引き抜き作戦」ということですね。

契約満了ということで移籍金も無しというおいしい状況なので尚更ですね。

しかしサンフレッチェにとって主力の大量流出は絶対避けたいところ。

クラブ関係者によれば、「移籍するのは１人くらい」と留意に自信を持っているようですが、サンフレッチェのフロントはあまり良い噂を聞きませんしどうなるかわからないのが現状だと思われます。

ただ、森脇に関しては浦和移籍が濃厚のようです。

最強の広島ユースで育ち、そのトップチームで優勝してしまえば、もうやり残したことはないという感情もあるかもしれませんね。

西川は先日J1昇格を決めた大分トリニータユース出身ですが、

森脇と高萩は同い年でともに広島ユースで育ち、２００６年には一緒にJ2の愛媛FCにレンタル移籍をしています。（森脇は０７年も）

２人ともその愛媛時代に年間通して試合に出場する経験ができ、一気に飛躍するキッカケとなりました。

そんな共通点が多すぎる二人なだけに、もしかしたら今回も同時に浦和移籍が実現してしまうかもしれません。

実現させたい浦和と、何としても阻止したい広島の綱引き合戦からオフは目が離せませんね！

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