バルサJr得点王の久保建英君って何者?父親の本にも注目【画像】
現在、世界のサッカー界で最強の名を欲しいままにしているのが、スペインのFCバルセロナ。
その「バルサ」のジュニアチームに注目を集める日本人の少年がいる。
元々Jリーグの川崎フロンターレのユースチームに所属していて、当時から別格の存在だったという久保建英(タケフサ)君(11歳)だ。
6月で終わったバルサでの初シーズンでは、リーグ戦30試合中29試合に出場し、43得点を挙げてチーム得点王になった。
トーナメント大会でも2度MVPに選ばれるなど、チームの中心選手として2年目の契約も決まった。
バルサがこの天才少年を発掘したのは、久保君が小学2年生のときに日本で開いたサッカースクールでした。
ボールさばき等の技術の高さももちろん評価されたのだが、メンバーやコーチとのコミュニケーション能力や自分で考えてプレーが出来る状況判断能力の高さが特に高く評価されたといいます。
そしてこの能力を育てたのが、高校・大学でサッカー経験のある父親の建史さん(40)です。
この建史さんの子育て論にも注目が集まり、「おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方」(文芸春秋社)という書籍が5月に出版されました。
建史さんは独自の教育方針を持っており、「走り込みはしない」「公園での練習で大人との会話に慣れさせる」など、一般的なトレーニングとは違った指導をしてきたようです。
建史さんは、『サッカーは、味方とコミュニケーションを取りながら、自分で状況判断することが求められるスポーツ。具体的なテクニックを練習する場合でも、なぜその技を身に着けたいのか、試合でどう使えるのかを考えさせるようにしてきた』と話していることから、かなりメンタル面を重視して指導してきたことがわかりますね。
確かに今までの日本人選手は、『テクニックは高いけど、試合で使えるテクニックが低い』と言われることが多かったです。
実戦で有効なテクニックでないと、海外の選手の激しいプレッシャーの中では力を発揮できない場面が多々見られました。
そういう意味では、一つひとつのテクニックがどういう場面で有効に使えるかというのを常に考えながら練習するというのはとても大切ですよね。
こういった『心の教育』に力を入れていることもあり、サッカーの指導方法が目的ではなく、単純に『子育て論』として興味を持ち書籍を購入する人も多いといいます。
この本は発売から約3か月で1万5000部を発行しており、密かに注目されています。
建英君がこのまま順調に成長し、将来トップチームの中心選手として活躍するようになれば、このお父さんは世界的にも注目されることになるかもしれませんね!
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