イラク戦メンバー２３名発表！ジーコＶＳザックにも注目！

日本サッカー協会は、９月６日のキリンチャレンジカップＵＡＥ戦とＷ杯アジア最終予選のイラク代表戦を戦う代表メンバー２３名を発表しました。

チームの主力である香川真司や本田圭佑らは順当に選ばれ、その他海外組もほぼ順当に選出されました。

今回の戦いでの注目点は２つ。

まずは選ばれた２３名を見てみましょう↓

GK   川島永嗣（スタンダール・リエージュ）

西川周作（広島）

権田修一（FC東京）
DF   駒野友一（磐田）

岩政大樹（鹿島）

伊野波雅彦（神戸）

水本裕貴（広島）

長友佑都（インテル）

吉田麻也（VVVフェンロ）

酒井高徳（シュトゥットガルト）

酒井宏樹（ハノーファー）
MF   遠藤保仁（G大阪）

中村憲剛（川崎）

長谷部誠（ヴォルフスブルク）

細貝萌（レヴァークーゼン）

本田圭佑（CSKAモスクワ）

高橋秀人（FC東京）
FW 前田遼一（磐田）

岡崎慎司（シュトゥットガルト）

ハーフナー・マイク（フィテッセ）

香川真司（マンチェスター・U）

清武弘嗣（ニュルンベルク）

原口元気（浦和）

宮市亮が外れ原口元気が復帰した等はありますが全体的には順当な選出となっています。

そして今回の戦いの注目点その１は、やはりＤＦラインがどこまで連携を高められるかにあるでしょう。

イラク戦では今野泰幸、内田篤人、栗原勇蔵が出場停止となるため、吉田麻也の相棒としてこれまで不動の地位だった今野の穴を誰が埋めるのか。

候補としては伊野波雅彦、岩政大樹、水本裕貴だが、吉田とコンビを組んだ経験は３人とも十分とは言えないですね。

経験豊富な岩政か伊野波がスタメンの可能性が高いが、どちらにしても急造センターバックに変わりはない。

これまで右サイドバックとして不動だった内田も出れないこともあり、連携面では更に不安が残る。

連携面での不安を考えると、これまでサイドバックの控えとしては１番手でこのチームでの出場経験もそれなりにある駒野が右サイドバックに入るのが無難か。

いずれにせよ、イラク戦の前のＵＡＥ戦ではＤＦラインの連携の確認が最重要ポイントになるでしょう。

そして注目点その２は、新旧日本代表監督対決でしょう！

2006年ドイツＷ杯で日本代表を率いたジーコ監督は、今やイラク代表の監督をしています。

ドイツＷ杯後は欧州のクラブチームで監督として実績も残しているだけに、実質初めての監督だった日本代表時代よりも手腕はレベルアップしていることでしょう。

しかしザッケローニ監督も欧州のクラブチームでの監督経験ではジーコを上回る実績を持っています。

ただジーコ監督は日本を知り尽くしている為やりにくい相手ですね。

イラク代表は選手の能力も高いだけに、監督の手腕対決にも注目するとおもしろいと思います！

それぞれ楽しみ方はありますが、この２つのポイントはこの試合の注目点であることは間違いないでしょう！