WBC監督は誰に？落合氏有力からここにきて秋山監督が最有力に？

来春開催のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）への参加が決まり、監督人事が慌ただしく動いています。

参加するのかしないのかを巡ってのNPBと選手会の対立がようやく落ち着き、参加することが決まったら今度は監督人事を急がなければいけませんが、３連覇のかかった今回の監督選びはとにかく『勝てる人』である。

３連覇の重圧のかかる中、日本人メジャーリーガーや国内の個性派軍団をまとめ上げることのできる人物で、尚且つ勝てる人。

そうなると監督候補はかなり絞られてきた。

まず最初に名前が挙がったのが、前回のWBCで見事２連覇を達成した巨人の原監督（５４）。

前回大会で優勝を経験しているというのは大きく、今季のペナントレースでも首位を独走している実績もある。

ただ、現役監督ということもあり、監督業兼務という問題点もある。

そしてもう一人の候補として前・中日監督の落合氏（５８）。

落合氏は中日監督時代、８年間で４度のリーグ優勝という安定感抜群の実績があり、采配の評価も高い。

今はフリーなので代表に専念できるという点でも有力だが、中日監督時代の前回大会で中日の選手をWBCへ派遣することに消極的だったこともあり球界内での批判が根強いという難点がある。

しかしここにきてもう一人最有力候補が浮上してきました。

現ソフトバンク監督の秋山幸二監督（５０）だ。

昨年の日本一監督として、今年３月に行われた『侍ジャパン』の初陣となる台湾との復興支援試合で指揮を執った経験もある。

その後もWBC監督の最有力候補として常に名前は挙がっていたが、今季のソフトバンクの低迷などから難色を示していた。

こちらも原監督同様現役監督ということで兼務という問題点もあるが、どうやら加藤コミッショナーは秋山監督を第一候補として粘り強く交渉していくようです。

誰が監督になったとしても３連覇というのは簡単なことではないでしょうが、どうしても期待しちゃいますよね。

もうイチローは選ばれないのか？ダルビッシュは？青木は？

という選手選考でも話題を呼ぶことは必至ですが、まずはしっかりとした監督を選んでもらいたいですね！