ゴールボールとはどんなルール？パラリンピックで金メダル！過去は？

ロンドンパラリンピックのゴールボール（視覚障害）女子決勝で日本が中国を１－０で破り金メダルを獲得しました！

これで今大会での日本選手団の金メダルは４つ目。

そしてなんと、パラリンピックでの日本の団体競技では夏季・冬季合わせて初めての金メダルとなりました！

前半４分に先制した日本が自慢の鉄壁の守りでそのまま逃げ切り、試合終了のブザーが鳴り響くと選手たちは歓喜の声とともに抱き合って喜びました。

しかしこのゴールボールという競技、あまり一般的には知られていませんよね。

ルールもわからないという人が多いと思うので少し調べてみました！

視覚障害選手が行う対戦型スポーツで、人数は１チーム３名。

鈴の入ったボールを投球して攻撃したり、鈴の音を頼りに身体全体を使って守るなどして得点を競い合う競技です。

視力の程度に関わらずアイシェード（黒く塗られたスキーゴーグルタイプの目隠し）を装着してプレー。

試合中に選手がアイシェードを触ったら反則となります。

前半１２分後半１２分ハーフタイム３分で１試合。

延長戦は３分×２でゴールデンゴール形式。

コートはバレーボールとほぼ同じ１８ｍ×９ｍで、コートラインの下には直径３ミリの紐が通されていて、手や足でそのラインを触って自分の位置を確認しながらプレーします。

動画で見るとこんな感じです↓

（動画はいつ削除されるかわからないので早めの閲覧をお願いします）

日本はこれまで、アテネ大会で銅メダルを獲得し、北京では金メダルが期待されたが７位に終わっていました。

今回のロンドン大会でしっかり雪辱を果たせましたね。

ゴールボールは元々、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリテーションプログラムの一つだったといいます。

日本ではほとんど知られていませんが、ヨーロッパでは盛んなスポーツのようです。

今回の金メダルで注目度は急上昇しているので、今後競技人口が増えて日本でも盛んなスポーツになることが期待されますね！