中村勘三郎が患った肺水腫とは？復帰時期は？

７月に初期の食道がんの手術を受けたばかりの歌舞伎俳優の中村勘三郎さん（５７）が、今度は肺疾患を患ってしまったようです。

肺に疾患があるのがわかったのは最近だそうですが、がんの手術を受けて間もない今だけに心配ですね。

この肺疾患というのは、「肺水腫」というものだそうです。

あまり聞きなれない疾患ですね。

いったいどんな病気なのか調べてみたので簡単に説明すると・・・・

肺水腫とは、肺の気管支や肺胞に水分が溜まってしまっている状態のことをいうようです。

その溜まった水分によって呼吸が障害されて、呼吸困難につながってしまうということ。

原因としては、心臓疾患を原因とする内因性と外傷等を原因とする外因性があるようです。

内因性では、

１．血管内圧の上昇

２．血漿膠質浸透圧の低下

３．血管透過性の亢進

という３つの理由が考えられています。

外因性では、有毒ガスの吸入や感電、重症外傷の場合が多いと言われています。

勘三郎さんの場合は内因性なのかな？と思いますがそこまでは発表されないでしょうね。

その原因となった疾患の治療はもちろんですが、溜まった水を抜く治療を行っていくようです。

この治療には時間がかかるようで、来年の２月に福岡・博多座で行われる予定の長男・中村勘九郎さん（３１）の襲名披露興行には出演できなくなってしまいました。

長男の晴れ舞台ですから出演できないのは残念でしょうが、ここは治療に専念してもらいたいですね。

気になる復帰時期ですが、来年春に新開場する東京・中央区の歌舞伎座の舞台を目指して治療をしていくということです。

事務所の発表によれば、がん転移の疑いはないということなので、しっかり治してまた元気な顔を見せてもらいたいですね＾＾